新しい入れ歯は何度か調節が必要です。人それぞれ顎の状態は違い、他の人がすぐに合っても、ご自分は合うまでに多く調節が必要かもしれません。
入れ歯がなじむまで話しをしづらくなることがあります。
食べ物の味が分かりづらかったり、味覚が変わった感じがします。
入れ歯は今まで通り、自分の歯のようにはかめません。硬いもの、弾力や繊維質の強いものなどは噛みにくいので、噛めるものを選んで食事してください。
入れ歯は、食事中や会話中に外れることもありますのでご注意ください。特に顎骨の薄い方は安定感が悪くなります。
入れ歯を入れて痛い時は粘膜が傷つくことがありますので、無理に使用せずにすぐに歯科医院で調節をしてください。
食後は入れ歯を外して、入れ歯もご自分の歯も別々に磨いてください。
入れ歯を入れたまま寝ると、お口の中が傷ついたり、お口の中の環境がわるくなりますので、外してください。このとき、入れ歯は乾燥すると変形しますのでお水に浸けたりと乾燥を防いでください。
入れ歯は割れることがありますので、使用に注意してください。
歯に掛ける針金がある場合は、取り外しのときに変形することがあるので注意し、無理な取り外しはしないでください。
徐々に擦り減って噛み合せが低くなったり、緩んだりして合わなくなりますので、定期的な調節や新たに作り直すなどしてください。