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入れ歯の安定が悪いのですがどうしたらいいのでしょう?

2019年12月18日 (水) 16:38

入れ歯の安定が悪いと市販されている入れ歯安定剤の使用を検討される患者さまも少なくありませんが、本来入れ歯は入れ歯安定剤を使用することなく、安定していなければなりません。そこで今回は、入れ歯の安定性が悪いと感じた際の対象法についてご紹介して参りましょう。

 

▼入れ歯の安定性が悪いと感じる瞬間は?

入れ歯の安定性に1度でも不安を覚えると、「入れ歯が外れたらどうしよう」「今日は大事な日、入れ歯のガタつきで恥をかきたくない」などの理由からも、入れ歯が外れない安心を求め、入れ歯安定剤を使用する人も少なくありません。

 

入れ歯の安定性に不安を覚えるシーンは以下の通りとなります。

 

【おしゃべりをしている時】

おしゃべりに夢中になっていると、入れ歯が外れそうになります。

 

【食べ物が入れ歯と歯肉の隙間に入る】

入れ歯の安定性が悪いと歯肉と入れ歯の間に隙間が生まれ、そこに食べカス(食物残渣)が入り込み、違和感や痛みを覚える恐れがあります。

 

【入れ歯が咬むときにガタつく】

入れ歯で食事をする際に、ガタつきしっかりと咬むことができず、安定性に欠ける恐れがあります。

 

▼入れ歯の安定性が悪い場合の対象法は?

 

【一時的な安定剤の使用】

入れ歯の安定性に不安を感じている場合には、安定性が有効ですが一時的な対処法であり、入れ歯安定剤が必要なほどに安定性に優れない場合には、速やかに歯科医院にて調整や修理を行う必要があります。

 

【速やかに受診】

やはり安定性が悪いと感じる場合には、歯科医院へ受診しましょう。そのまま使用し続けると、お口の中を傷つける恐れや、食べ物をよく咬み込めない理由から消化不良となってしまう恐れもあり、更に咬み合わせがずれることで、様々な支障をきたす恐れがあります。

 

また、何度も調整を行っても改善しない場合には、新しく入れ歯を作り替えることも視野においておきましょう。

 

▼なぜ安定が悪くなるの?

お口の中の状況は日々変化し続けるために、ずっと同じ入れ歯を快適に使用できる保証はなく、定期的なメインテナンスを受け、入れ歯の安定性を保つ必要があります。

 

以上、今回は入れ歯の安定が悪い場合、どのように対処するべきであるか、ご紹介してまいりました。お口の中は常に変化し続けるため、定期的なメインテナンスを受け、入れ歯の安定が悪く、入れ歯が急に外れてしまうアクシデントをさけましょう。入れ歯のことでお困りの場合には、お気軽にご相談ください。

カテゴリー: 装着時の違和感

入れ歯をいれると吐き気がするのですが原因と解決策を教えてください

2019年12月10日 (火) 16:32

 

患者さまの中には入れ歯を装着すると吐き気を訴える人も少なくありません。せっかく作製した入れ歯が原因で、気分が悪くなったり、嘔吐してしまったりしまわないように、考えられる要因や対策について、詳しくご紹介して参ります。

 

▼入れ歯を装着すると吐き気を催す原因

入れ歯を装着すると吐き気を催す原因は、上顎の口蓋部分に嘔吐反応を起こすと考える人も多くいらっしゃいますが、嘔吐反応が起こる部位は、口蓋部分の舌根部に近い軟口蓋に入れ歯による圧力が加わると吐き気を催す原因となります。

 

上顎の口蓋部に入れ歯を装着することで、口蓋が異物である入れ歯に覆われてしまい、反射的に嘔吐反応をしてしまうという要素も含まれているため、上顎の入れ歯を慣らすことで改善して行く傾向にあります。

 

▼入れ歯を装着すると吐き気を催さないようにする対策

入れ歯の軟口蓋と接する部分を少しずつ調節していきます。総入れ歯の場合には、口蓋で入れ歯を支えるために、過度な調整は入れ歯の吸着度や強度が落ちるために、慎重に行わなければなりません。

 

▼入れ歯は小さく薄く

嘔吐反応を抑える方法の1つとして、入れ歯を自費診療で作製する方法です。保険診療で作製する入れ歯の多くは歯科用プラスチックで形成され、口蓋の面に接する義歯床の厚さをある程度保たなければならず、義歯床の厚さも嘔吐を誘発する要因となります。

 

出来る限り義歯床の薄い入れ歯を求める場合には、自費診療で作製する金属床の入れ歯がおすすめです。

 

金属床の入れ歯はレジン製の入れ歯と異なり、義歯床を極力薄くすることができ、金属であるために熱伝達性にも優れ、食べ物の温度が伝わりやすいために、美味しく食事を行えるメリットもあります。

 

▼快適な入れ歯生活を送るためには

誰しも入れ歯を作製すれば、すぐに快適な入れ歯生活を送られると想像しますが、お口の中はとても繊細であり、顎の動きも複雑なために、実際に快適な入れ歯生活を送るまでには、幾度もの調整が必要となります。

 

以上、今回は入れ歯装着時の嘔吐反応について、詳しくご紹介して参りました。入れ歯が口の中で馴染むまでには以外にも時間を要し、嘔吐反応がある場合には我慢せずに、入れ歯の調整を行いましょう。また、入れ歯を小さく薄くすることで嘔吐反応を抑えられる傾向にあるために、自費診療で入れ歯を作製することもおすすめです。

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カテゴリー: 装着時の違和感

今の入れ歯でご飯を美味しく食べられません

2019年2月20日 (水) 17:02

「入れ歯が合わない」「入れ歯があたって痛い」などの理由から、ご飯を美味しく食べられないと、ご相談頂くことも稀にあります。お口の中はとても繊細であり、特に新たに入れ歯を作り替えたばかりであれば、何度かの調整が必要となり、お口の中に馴染むまでには時間がかかります。そこで今回は、入れ歯で美味しくご飯を食べられるようになるためには、どうすれば良いのか、詳しくご紹介して行きますよう。

▼入れ歯の仕上がりイコール治療終了ではない?

入れ歯はお口の中に装着するために、お口の中の型取り、咬み合わせ、軟組織の型取りなどを行い作製されます。しかし、お口の中の環境や顎の動きはとても複雑であり、入れ歯が仕上がった後も、実際に使用して微調整を行わなければなりません。

 

入れ歯を作製したばかりの食事は、歯切れのいい、簡単に咬み砕くことのできる柔らかい食べ物から徐々に慣らしていきましょう

 

▼慣れるまでにはどのくらい時間がかかる?

入れ歯が仕上がってから、お口の中に馴染むようになるには、一般的におよそ1ヶ月~2ヶ月かかると言われています。また、その期間の間に数回の調整を行ってはじめてお口の中にフィットする入れ歯に仕上がることも少なくありません。

 

お口の中に髪の毛が入っただけで違和感や吐き気を催すように、とてもお口の中は敏感であり、微妙な調節を繰り返しながら、慣らしていく必要があります。

 

▼入れ歯作製から数年たっている場合には?

今現在使用している入れ歯が作製から数年経過している場合には、新たに入れ歯を作製することも視野に入れましょう。入れ歯の寿命は3~5年と言われているために、これらの年数に達している場合には、新たに入れ歯を作製する必要性があるかもしれません。

 

「入れ歯が合わない」と感じたら、まずは数回の調整を行い、それでも合わない場合には作り直しを検討しましょう。

 

▼なぜ作り直しが必要なの?

お口の中は常に変化し続けており、加齢によって歯肉や歯を支える歯槽骨が痩せて行く傾向にあります。また、歯周病に罹患している場合には更に歯肉と歯槽骨などが痩せ変化が伴うために、調整だけでは間に合わず、入れ歯の作り直しが必要になります。

 

もしも「ご飯が美味しく食べられない」「入れ歯が合わない・痛い」と感じる場合には、我慢することなくご相談ください。

 

以上、今回は使用している入れ歯で、ご飯を美味しく食べられるようにするにはどうすればいいのか、ご紹介して参りました。お口の中は常に変化し続けるため、完成時からの微調整が必要であり、作製から数年経過している場合には、入れ歯を新たに作製することも視野に入れることも大切です。

カテゴリー: 装着時の違和感

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